馬場と猪木はどっちが強いか

なんてことを20年位前に本気で語り合ったなあ。教室の後ろで。


グーグルvsヤフー--勝負を左右する企業文化の違い


これも実はどっちが強いかという話ではないように思う。こういう風に対比して書いてあると読み物としては面白いんだけど。

日本に限ると、周り(Web業界)を見渡した体感ベースでは、検索はGoogleに軍配(技術者はほぼ100%)、でもYahoo!ニュースとかヤフオクとかは使うって感じ。2chなんかで、Googleの検索結果が貼られてるのは見るがYahoo!検索は見ない。(ECサイトを運営してた感触では、意外なことにそれでもまだYahoo!検索の方が強いのだが。)

一方アメリカに目を向けると

alexaではyahoo.comがトラフィックランク1位だが、これ、どうなんだろう?知らない人が多いと思うが、yahoo.co.jp以外のすべてのYahoo!はyahoo.comだ。(だから、co.jp以外のすべてのYahoo!にはシングルサインオンできる。) 日本と違い、アメリカのYahoo!はオークションはeBay、ECはamazon、検索はGoogleと、各分野で二番手以下に甘んじており、ちょっと苦しい戦いである。全世界のyahoo.comを足せば、GoogleとeBayとamazonのPVを全部足してもYahoo!の半分にも満たないが、アメリカ国内に限るとどのくらいになるのだろうか?

とはいえ結局Google/Yahoo!のどちらかが勝つと言うよりも、全然違う全くの新勢力が一気にかっさらうというシナリオになるのだろう。こいつらはもう相手に殲滅される程小さくないし、買収されるには大きすぎるから。何よりその方が見ていてドラマチックで面白い。