次の10年か。

http://www.ce-lab.net/ringo/archives/2005/06/19/index.html
こちらより。

次のチープ革命があるとすれば、あまりにも野心的すぎて、多くのハッカーが口にしなくなってしまったが、本当は心のなかにずっと温められている、「世界レベルの分散検索エンジン」だ。
中央サーバーを必要とせず、SPAM行為に対しても耐性をもつ、非常にリアルタイム性の高い、情報の作成と配布とも組みあわさった、自分の力で増植していく、グーグルの置きかえができるツールだ。どこかのハッカーが近いうちにこれを作るだろうし、すでに圧倒的なブロードバンド環境がととのった日本は、先行しているかもしれない。

それってWinnyだなぁと思う。「非常にリアルタイム性の高い」以外の条件をすでに満たしている。そしてそのリアルタイム性も

私の直感では、このチープ革命が起こるためには、テラバイトクラスの物理メモリと、10Gbpsぐらいの常時接続通信と、ペタバイトクラスの外部記憶装置と、現在の10倍ぐらい速いCPUが、世界中の人に行きわたることが必要だ。

この条件なら実現できそうだな。

10年前からあいも変わらずHTTP、FTPSMTP、POPがインターネットを席巻しつづけている。CORBA(笑)とか、既存プロトコルを置き換えようという野心はことごとく打ち砕かれつづけている。次の10年のうちに、HTTPがその役割を終える日が来るんだろうか。多分10年じゃ無理だと思うけど、何がHTTPを打ち破るのかその日を見てみたい。