AvexがCCCDの取扱を弾力化
このような状況下、当社は、著作権の重要性を啓発し、悪意なく行われているカジュアルコピーを防ぐことを目的にCCCDを発売してきました。
(中略)
これらの状況を総合的に評価すると、当社がCCCDを発売するに至った当初目的に対し、一定の成果をあげることができたものと判断できます。
( ´_ゝ`) フーン 意外なことに成果(=利益)があがっていたのか。
でも成果(=利益)あがっているならやめなくていいじゃん。
じゃあどのくらい成果(=利益)あがってるのか調べてみた。
当社は日本の音楽業界では初となる2002年3月より、コピーコントロールCD(以下、CCCD)を発売してまいりました。
だそうなので、2002年3月期と2003年3月期を比べればいいのかな?
というわけでAvexのIRから売上高などと利益などを調査したところ、
- 営業増益率
- -27.0%
- 経常増益率
- -30.9%
- 売上高増加
- ▲1472百万円
(2002年3月期と2003年3月期比)
あんまり素敵な成果じゃないですね。
もちろん、この減益がCCCD採用に起因するものかどうかは分からないけど。
でも、いち早く間違った戦略を取り止めたAvexの経営陣に拍手を送りたいと思います。
消費者に素敵なコンテンツと音楽生活を提供して頂くことを期待します。