コンビニ
家から徒歩30秒のセブンイレブンに新しい店員がいた。
まあ待て。その爪はなんだ。すざけるな。その爪で俺の肉マンに触ったら返品するぞ。とりえあえず食品を触る奴は爪を切れ。
おいおい。なんで肉マンとるだけで30秒もかかるんだよ。きびきび動けよ。別に急いじゃいないが、コンビニでモタモタされるとイライラするんだよ。もうとっくに弁当温めおわってるじゃねえかよ。テメーが電子レンジより無能なのは分かったからさっさと肉マンよこせ。
742円です。っておい、肉マンと烏龍茶を同じ袋に入れるな。肉マン冷めるだろうが。レジが滅茶苦茶混んでるならまあしょうがないけど、俺一人しかいねえだろ。よしんば混んでいるとしても、せめて一言断れよ。
と思いつつもおくびにも出さず新千円札を渡して足速にセブンイレブンを出る。
いやね、いいんですよ。慣れない店員もね。最初は誰だってそうさ。
コンビニ店員なんていう、アルバイトでもできるような仕事をろくにこなせない禁治産者はニートでもやってろよ、とは思うけれどもさ。
テメーはいかにもボンクラなツラしてたから、どうせバイト代はエロゲーに化けるんだろ?いいよ。それは個人の自由だよ。だから俺の周辺には存在しないでくれよ。な?頼むからさ?
などと、割箸が入ってないコンビニ袋を開けて、箸を洗いながら思った日曜の午後。