あまり政治的な話題に深入りしたくないのだけど…
靖国神社で日韓でまだ揉めている、日本人は感情的に反発、でも遊就館を見たのか？
これに関して
2005年11月20日 ajiyoshi 『え？南京大虐殺記念館に行ったことがあるが、それはあの主張を受け入れたことになるの？なんで？』
2005年11月20日 rir6 『[★★★★★]『(↓ajiyoshi)小泉は見物ではなく"参拝"しに靖国に行った.何でｳﾖってこんな単純な違いも分からないんだろ?』』
といわれた。僕って右翼なんだろうか？
- 共産主義者か？と問われればNoと答える。資本主義大好きだ。
- 拝金主義者か？Yes。お金大好きだ。
- 自由主義者か？強くYes。自由主義者というより無政府主義者に近いくらいリベラルだ。
- 愛国者か？Yes。今まで行ったことのある国の中では日本が一番好きだ。
- 軍国主義者か？おそらくYes。就職活動で航空自衛隊受けたくらいだし。国家は主権を担保するために軍事力を持つべきだと思っているので、一般的にはそう分類されるのだろう。
- 平和主義者か？Yes。国際紛争を解決する手段として武力による威嚇または武力の行使はあんまりしてほしくないなぁ。（まあ実際戦争になるときはやむをえない事情があるんだろうけど）
- 民主主義者か？Yes。特に代替案は思い浮かばない。選挙は用事がなければ必ず行く。
- 保守派か？Yes。残すべきものは残すべし。
- 革新派か？Yes。悪いところは変えたらいい。
個人の主義主張なんて左右で割り切れるようなもんじゃないと思うけど。
で、突っ込まれている部分についてだけど、僕は侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館（例のアレの正式名称）に行ったときは、少なくとも死者を悼む気持ちで行ったけどね。参拝とどう違うの？靖国神社にも参拝したけど、これもやっぱり死者を悼む気持ちで行った。で、なぜそれが靖国神社の主張を受け入れたことになるの？彼岸にはお墓参りもするけど、別に仏教そのものにはニュートラルだし、新年には初詣もするけど、そこに何が祭られててどんな主義主張を持ってるのかなんて知らん。去年のクリスマスにはサバトをしたけど単に騒げればいいのであって、キリスト教にも興味はない。
あとそもそもの前提として、日本国憲法は「大東亜戦争が正義の戦争だった」という思想を持つことを禁止していない。首相を除くとは書かれていないので小泉首相も例外ではない。公人としてだろうが私人としてだろうが関係ない。首相が実際には何を思っているかは知らないけどね。
もちろん「首相は靖国に行くべきでない」という思想を持つのも自由だけど、こういう主張の裏に、首相にも思想信条の自由があることを無視している空気を感じるとすごくファッショに聞こえて自由主義者としては嫌な感じだ（id:rir6さんがどう思っているかは、はてブコメントからはわからないけど）。
首相のやることなので政教分離がどうの国益がどうの、という言い方はゲップが出るのでしていただかなくて結構。ただ、国益に関して言えば、アヘン戦争で香港を割譲したイギリスが中国に謝罪したなんて聞いたことがないので、こっちが謝るから外交カードに使われるのではないかという気もする。まあ確かめようのないことなのでこの部分への突っ込みは勘弁の方向で（どうせ水掛け論にしかならないし）。
日本国憲法は、日本国憲法に反する思想を持つことも認めているので（その証拠に憲法改正手続きを定めている）、小泉首相が許せない方は「首相は大東亜戦争を正義の戦争であったと考えてはいけない」という条項を憲法に付け加えるように努力されてはいかがか。以上、ｳﾖと呼ばれた自由主義者の戯言でした。
