比喩で表現してみるテスト

2chのスレは全員役者、全員観客な劇場である。ただし照明が落ちているので、声だけを頼りに他の観客に語りかける。


ブログはスポットライトを浴びる一人の役者が、取り巻く観客に語りかける劇場である。舞台と客席は地続きであり、観客が少なければ役者と掛け合いすることもできる。芝居がまずかったり、客が多くなって変な人がまじるとたまに炎上する。


トポロジ的に見ると、2chは均質なユーザが単純に集積してスレッドを形成し、さらにその集積が板、板の集積が2chそのものを形成している。
ブログは中心ノードと取り巻く末端ノードで形成されており、スター型のトポロジである。さらに一つ一つのスター同士がTBによりネットワークを形成している。


ブログ形式は用途によっては2ch形式よりも優れているものの、スター型のトポロジ故に、読者が多すぎれば読者からブロガーに対する通信量が増え、ブロガーの許容量を超えて通信不全に陥る。
だとするならば、読者からブロガーに対するコメントを(例えばスラッシュドットのように)モデレートすることにより、フィルタリングするのはどうか。
これにより、単なる言いがかりやイチャモンは目につきづらくなるし、まっとうな批判はまっとな批判として扱う事ができる。
(誰がモデレート権を管理するのかという問題があるが、それはビジネスチャンスかもしんない)