プログラムは思った通りに動くんじゃない。書いた通りに動くんだ!

などと後輩のバグに皮肉を言ってからかうのも今は昔か。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/01/24/6173.html

作りの甘いCGIから個人情報ファイルが取得できてしまい、これを公開したセキュリティ研究者が不正アクセス禁止法違反で訴えられた件。

(引用者注:検察は)
被告は本件CGIが不特定のファイルを表示するものでないことや、入手したファイルもACCSが公開を意図していないと認識していたことは明らかであり、不正アクセス行為であるとの認識に基づく行為であったと主張。

(引用者注:弁護側は)
管理者が公開を意図していないファイルにアクセスしているとの検察側の主張についても、ファイルが公開を意図しているかどうかは閲覧者には知ることはできず、不正アクセス禁止法においても管理者の意図という主観を考慮するべきではないとした。

被告は単なるセキュリティホールの指摘の枠を超えて、やりすぎてしまった感があるのは確かだ。まあ、この行為が不正アクセスに当たるのかどうかは裁判に任せるとしてだ。


もしこれが有罪なんだとしたら、どんな程度の低いプログラムを納品しようが、意図的に仕込んだバグ(なんじゃそれ?)やバックドアでない限り法的には免責ってことかね?
程度の低いプログラマは天国だな。こいつらを飼ってるSI屋さんとしても、コストかけてちゃんとしたもの作れるプログラマ雇ったり育て上げるより、二足三文のチンカスプログラマにチンカスプログラム書かせて使い捨てたほうがお得だよな。顧客の信頼を損なわない限り。

でもさポフェッショナル楽天ゴールデンイーグルス)としての矜持とか、そういうのはないの?って話。