インターネットは第六の大陸

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「インターネットは第六の大陸」という表現は我が意を得たり。

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これは僕も以前考えました.インターネットは第六の大陸なので(何かの受け売り,大前研一だったっけな?)
(中略)
現在のインターネットで考えると,ホスティングとかがそうなるのかなぁと思いました.今ですと,blogサービスとかxoopsなんかのCMSを一発でインストールできます,とかが売りになっているようです.ただもっとなんかグッと来るものがないと,このアナロジーは苦しいなとは思ってます.

なんておっしゃってますが、それは「住宅地」のお話しですね。

リアルな土地には大きく分けて

  • 住宅地
  • 工業地
  • 商業地

の3つがありますが、インターネットも同じです。


個人がサイトやブログを作ったりする「住宅地」は、おっしゃるとおりホスティングサービスですね。交通の便(回線の太さ)や広さ(サイト容量)、設備(スクリプトRDBが使えるとか。管理ツールが便利とか)が差別化要因となりますがデフレ傾向にあります。


「工業地」はネットに接続する企業システムやらが入ってるところでしょうか。交通の便(回線の太さ)や治安(セキュリティ)が重視されます。


「商業地」は商店(ECサイト)や広告が入るところ。ここでは何よりも人通りの多さが重視されるのもリアルと同様です。まずはお店や広告を見てもらわないと始まらないですからね。


ちなみに、ネットにも「地価」があります。今日本語のネットで一番「地価」が高いのはこのへんだと思います。


YahooやGoogleなどの検索エンジンは、特定のワードの検索結果ページの上位に希望するサイトを表示するという広告商品を売ってます。
この商品が面白いのは、オークション形式で最も高額入札したサイトを一番上に表示するというところです。入札金額が最も高額なのはサラ金系だそうで、聞くところによれば1クリックうん千円だそうです。


繁華街が繁華街たる所為は、人が集まるというその一点にあり、また人が集まるからこそそこに店ができてさらに人が集まって行きます。
今や、http://www.yahoo.co.jphttp://www.google.co.jpという「土地」は新宿や銀座の一等地になっているようです。